以前にも、畳屋はかなり古い新聞と出くわす、というようなブログを
書きましたが、
↓
http://tatami-nakamura.co.jp/2013/01/2013118.html
今日も、かなり古い新聞が出てきました。
(日付は昭和12年)
(そして、この記事)

詳しく読んでおりませんが、ドイツ、スペイン、イタリアなどの国の名前が
出ています。
昭和12年といえば、西暦1937年。
第2次世界大戦が始まったのは1939年ということなので、その前のドイツと
イタリア(1940年に日本も加わり三国同盟が結ばれている)のことが
書かれているようであります。
こういった新聞が出てくると、もちろんお仕事の手をストップするわけには
いきませんが、なんかちょっと嬉しくなります。
そして何よりも、このたびも表替え工事ということで、
70数年前の畳が畳表を替えるというリニューアルを経て、またお施主様の
ところで役に立てるというか、生活の一部としてご利用いただける、
直すより新しく買い替えたほうが早いし安い、という使い捨ての時代に、
文字通り、「畳」はまだまだ捨てたもんじゃないな、ということを実感させて
いただきました。
本日は特に敷き込みはありませんでしたが、工場で黙々と畳をつくっていました。
明日はたくさん敷きこむ予定です。
明日もまたお仕事がんばります。