ここ数日、立て続けに問い合わせならびに、ご依頼をいただいたことで
ありますが、それは、畳の「敷き替え」です。
要は、今ある部屋の畳を、別に部屋へ移したいということであります。
最近の畳は、採寸し、部屋にぴったり合わせて作ってありますので、1枚1枚
微妙に寸法が違うことが当たり前です。よって、別の部屋へ持っていっても
なかなかそう簡単に、ぴったりと、はまらないことが多いのです。
そういったことをお客様に説明すると、たいていのお客様はびっくりされます。
「えーそうなの!簡単に、はまると思ってた」と言われる場合が多いです。
もっと言えば、畳のサイズには基準というものがあり、これが何種類かあります。
聞かれたことがあると思いますが、いわゆる京間とか、江戸間とかのことです。
人んちからもらってきた畳をわが家に、はめようと思っても、全然サイズが違うと
いうこともよくあります。
(もっともこの地域の昔からのお家は本間サイズが多いです)
畳屋的には、京間、江戸間といった表現は使いません。
本間間(ほんけんま)とか、五八間(ごはちま)とか言います。
(地方や畳屋さんで違うかも知れません)
このお話しは長くなりそうなので、今日はここまでということで、またいつか、
続きの話しをさせていただきます。
明日は金曜日です。そして週末です。
皆様がんばっていきましょう。