下町のN様邸の畳裏返し工事完了いたしました。
一昨日も書きましたが、前回新調より、約4年での裏返しということで、
とてもきれいです。
お客様からのご質問で、よく畳の表替えや裏返し、あるいは、新調
(床から替える)の時期(期間)を聞かれます。
「何年ぐらいしたら、表替えしたらいいの?」
こんな感じです。
私たち、畳屋が答える一般的な(模範的な)回答は、
裏返し・・・3年から5年、表替え・・・5年から10年、新調・・・10年から20年
といったところですが、
これは、あくまで、一般的な回答で、
(早めに替えてもらいたいので、若干短いかな。)
やはり、使われている環境で大きく変わってきますし、
何より一番は、お客様の主観的な判断によるものだろう、
と、私は考えます。
つまり、畳というものは、耐久消費財ですから、腐らない限り、どんな
状況でも使えるものですし、例えば、30年以上経っていても、裏返しは
物理的に可能です。(ただし、色は裏返しても、ほとんど変わりません)
要は、お客様がどこまで使われて(我慢して)、どのタイミングで
「畳を新しく替えよう!」、
と思うか、ということです。
毎回、5年ほどで表替えをされるお客様もいらっしゃいますし、
30年以上経っている畳床が弱っているので、新調をオススメしても、
「いや、まだまだ床はしっかりしとるから、表替えでいい!」
と言われるお客様もいらっしゃいます。
なんか、文章が長くなってきて、結局何が言いたいのか、よく分からなく
なってきましたが、
「いずれにせよ、とにかく畳替えは早い方が、きれいに仕上がります。」
と、いうことです・・・。
畳替えのご用命は、中村畳工業まで、よろしくお願いいたします。