縁なし畳(琉球畳)

 

 最近、非常に流行っている縁なし畳。

 半畳サイズの畳を、タテ・ヨコ交互に敷いていき、市松模様に見えて、

 洋風でおしゃれということで、大変人気です。

 

 琉球畳とも言われますが、厳密に言うと、琉球畳とは、昔、沖縄(琉球)地方で

 とれた七島(しちとう)イ草(・・・非常にゴツゴツしていて丈夫)なるものを使用

 しているものが本当の琉球畳です。非常に高価です。

 

 今では、普通のイ草を使ったり、工業表(紙やプラスチックでできた表)を使用

 するのが一般的です。工業表の方が、非常に丈夫なため、縁なしの部分を折り

 曲げたときに、切れない、あるいは、ずっと使用していても色が変色しないなどの

 利点があります。

 

 ということで、現在製作中の縁なし畳。

 使用する表は、トップメーカーのダイケン製、商品名「綾波(黄金色)」

 写真ではこんな感じです。

 

綾波1-2012/5/15.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾波2-2012/5/15.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっとぼけてしまいました。スミマセン。

 

 特徴は、普通の平織りと違って、綾織りという織り方で織っていますので

 斜めに見える。ちょっとおしゃれという感じです。

 

 色は、最近は最初から黄色っぽい、ベージュっぽいのが流行りです。

 ちょっと前は、青畳ということで、青(緑)系が多かったですが、今は

 ハウスメーカーの展示場などに行っても、こんな色が多いようです。

 

 縁なし畳は、普通の畳に比べて、縁なしの部分を折り曲げたりする作業が

 発生するため、時間が若干かかります。

 が、中村畳工業には2年ほど前に導入した、最新の「縁なし畳製作マシーン」

 があります。縁なしの部分をきれいに折り曲げてくれます。

 

 続きは、また明日、ご紹介させていただきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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